トランシルヴァニアへの扉 - Erdely kapuja-

古きよきヨーロッパの面影を残す、トランシルヴァニアへの扉をそっと開いてみませんか?

::自己紹介::

谷崎 聖子

Author:谷崎 聖子
1978年宮﨑生まれ。
大阪外大、ハンガリー語学科卒業。
ブダペスト大学で民俗学を専攻。
ルーマニア、トランシルヴァニア地方のフォークロアに惹かれて、セーケイ地方に移住、結婚。
三人の子育て中。

伝統手芸研究家。
トランシルヴァニアの文化、手しごとを広める活動をしています。主な著書「トランシルヴァニアの伝統刺繍 イーラーショシュ」、「カロタセグのきらめく伝統刺繍」。

東欧雑貨ICIRI PICIRIFOLK ART Transylvaniaのオーナー。

詳しくは、森の彼方-トランシルヴァニアへの扉をご覧ください。

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トランシルヴァニアへの扉  - Erdely kapuja-のRSSフィード

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トランシルヴァニアで生け花(ウドヴァルヘイ編・後)

生け花のデモンストレーションも
一日目が無事終わった。
目が覚めたのは、
隣村のレンジェルファルバのペンション。

好奇心が人一倍旺盛なダンナは
早起きして、町まで歩いていくことに。
私と息子、お客様の梨花ちゃんは、
滞在客の人とタクシーで
快適に旅をした。

朝日をバックに、セーケイの門が
美しく照らし出された。
朝の散歩をかねて出かけたダンナは、
ほかにも生け花用の植物も採集したようだ。

IMG_7425.jpg

私たちは、
町のケーキやさんで一服。
トランシルヴァニアにしては、豪華できれいなケーキを前に
迷うこと5分あまり・・・
やっと決まったケーキを食べていると、
結婚式の花嫁さんや参列客らしき
グループがぞろぞろと入ってきた。
ジプシーの人たち。
花嫁衣装は、普通の白いドレスでがっかり。

約束の11時前に公園に到着。
その日は民俗舞踊のステージがあるため、
しばらく遅れるようす。

息子は、サボテンを買ってもらって大喜び。
お客様の梨花ちゃんと、
遊んでもらってご機嫌そう。

udvarhely6.jpg

この公園が心地よいのは、
大きなクリの木が屋根のように
覆っているから。
大きな葉っぱが層になって、
照らし出される。

udvarhely13.jpg

ヴァイオリンの音にみちびかれて、
民俗舞踊がはじまった。
ウドヴァルヘイ周辺の踊りだろうか。

udvarhely8.jpg

ハンガリーのダンスは、男女ペアの踊りが多い。
ルーマニアは、円になって踊るのが一般的のようだ。

udvarhely9.jpg

これは珍しい、ワインを頭にのせた踊り。
落ちないのは、姿勢がまっすぐだからだろうか。

IMG_7450.jpg

白い衣装にハッとさせられる。
太陽の光が透けて、何て美しいのだろう。
回ると、ペチコートがちらりとのぞいて
これもまたきれい。

IMG_7454.jpg

大きな拍手で幕を閉じた
フォークダンスのあとは、いよいよ生け花。
「 君たち、日本人なんだから出来るでしょう。
  代わりにやってよ。」と頼まれるも、
私たち現代の日本女子には、生け花の教養なんてない。

仕方なく、ダンナは舞台に上がった。
生け花の理論を、くだいて説明している。

IMG_7473.jpg

今朝の散歩で見つけた葉っぱを
一枚一枚はがして、生けると効果的になった。
まるで白鳥のよう。

udvarhely11.jpg

昨日よりも
だいぶん落ち着いている様子。

IMG_7476.jpg

せっかくの葉っぱを取って、
もう一度さしなおす。
これで、完成。

IMG_7479.jpg

昼食の後は、バスターミナルへと急いだ。
バス停で待っていると、
妙なおじさんがやってきて、
「 ウドヴァルヘイへようこそ。
 ここはなあ、ハンガリーよりもホントのハンガリーなんだ。」
と据わった目をしていった。
どうやら酔っ払いのよう。

ふとターミナルの中を見てみると、
あれ?中にもバスが見える。
まさかと思って、中に駆け込んだ。
「 停留所、エスプレッソ」という不思議な看板。

udvarhely12.jpg

カウンターがバス!
中にはお姉さんが立っていた。
後ろのポールには、
近郊の町の名前と距離が示されている。

IMG_7512.jpg

バスの中そのものの部屋。
座席といい、網棚の上のトランクといい・・・
かなり凝っている。
しかもおしゃれな若者たちでなく、
場末の酒場のような客層だからいい。

IMG_7513.jpg

私たちは、またバスに揺られて
3時間の道のりを帰っていった。



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comments(12)|trackback(0)|イベント|2009-05-29_06:34|page top

トランシルヴァニアで生け花(ウドヴァルヘイ編・前)

とうとうやってきた
観葉植物博覧会。
そして、生け花のデモンストレーション。
5月16、17日の二日間の舞台は、
セーケイ・ウドヴァルヘイ。
ここは、小ハンガリーといっていいほど
セーケイ地方の中でももっともハンガリー率が高い町。
約90%といわれている。

なぜか主催者との連絡がつかず、
ぎりぎりになって出発。
その日の3時に生け花の紹介があることに
なっているのだが、
バスが出たのは12時半。
大丈夫だろうか・・・?

ミニバスには、120%の乗客率で
バスの中もギュウギュウ詰め。
この辺りでも
もっとも自然の美しいところ、
エルドゥー・ヴィデーク(森の地方)を越えていく。

初々しい緑で
いっぱいに包まれた山を越えてバスは行く。
まるで遠足気分。

udvarhely1.jpg

ちょうど私たちの住むコバスナ県と、
ハルギタ県の境にくると、
そこは手付かずの自然が残った丘だけ。
舗装もない道路なので、
小さなバスはガタガタ音をたて、
自転車なみのスピード。

やがてハルギタ県に入ると、
絵本の中のような可愛らしい村が
丘の上に、谷間に点在していた。
「 ちょっとだけ、ここにおろしてください。」と
危うく叫んでしまうところだった・・・。

udvarhely2.jpg

udvarhely3.jpg

やっとウドヴァルヘイについたのが、
ちょうど3時だった。
熱をおびた太陽のひかりを受けながら、
急いで町の公園へ。

川のほとりの厚い緑でつつまれた
公園は、たくさんの人でにぎわっていた。
中へ入って、主催者と話をする。

先に通されたのは、
ウェディングドレスや、
白やピンクのひらひらで飾られたテント。
・・・どう考えても、生け花向きではない。
どうやら、フラワーアレンジメントと
同じように考えているらしい。

「 ここじゃ人が来ないから、
やっぱり、あそこの舞台にしましょう。」
と今度は別の場所へ移動。

やがてマイクで紹介があった後、
そのままこちらに渡された。
初めてにぎるマイクに汗をにじませ、
ダンナはボソボソと話しはじめた。
あわてて、インターネットから
寄せ集めたいけばなの知識を
ひも解きはじめる。
するとポツリポツリと、
人のわができた。

IMG_7336.jpg

マイクをおいて、
花を選んでハサミをいれる。
生け花は、集中して
考えながらする作業(だと思う)ので、
マイクを片手にはなかなか難しい。

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udvarhely4.jpg

IMG_7353.jpg

この日用意された花は、
緑の葉っぱと白い花ばかり・・・
明らかに色がすくない。
それでも、何とかひとつ完成した。

udvarhely7.jpg

夕方になると、
宿へと案内する車がやってきた。
その車は、町を通り越して
さらに丘を越えていき、
どんなところへ行くのだろうとはらはらしていると、
隣村へと到着した。

この村は、
セーケイ地方を語る上では欠かせない人物、
オルバーン・バラージュの生誕の地。
19世紀半ばに、
セーケイ地方をすみずみまで回って、
各村の歴史や民俗にかんする研究をした人物。

この偉人の家を一目見ようと、
村を下っていく。
ちょうどウドヴァルヘイの町が遠くに見渡せる
小高い丘にあった。

羊たちを発見。
とつぜん目の前に現れた異邦人に、
固まってしまったようだ。
草を食むのもわすれて、こちらを見ている。

udvarhely5.jpg

もう夕方の涼しげな風が
肌をくすぐっていく。
ほのかにただよう草のにおい。

ふと鐘の音が聞こえ始めた。
東洋と西洋の鐘の音は明らかにちがうのに、
おなじような響きがある。
「 さあ、家に帰らないと。」
そんな気を起こさせる。

IMG_7385.jpg

長い夏の一日の終わりを感じた。



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comments(2)|trackback(0)|イベント|2009-05-29_02:17|page top

トランシルヴァニアで生け花(準備編)

「 ある観葉植物の博覧会で、
生け花のデモンストレーションをしてみませんか。」
そんな話がふってわいた。

生け花・・・
残念ながら私にはその心得がない。
そういえば、
日本滞在中に勤労青年会館で
生け花、習字、茶道を習ったダンナはどうだろう?

そう思って、相談してみたところ、
O.K.の返事がきた。

メールでおおよその段取りを話し合う。
生け花に必要なものは、
花とハサミ、器に剣山・・・

剣山というものは意外と知られていないようで、
ブダペストでも手に入らないという。

思えば、日本からの引越しの際に
重量オーバーで空港で捨ててしまったのが
剣山であった。
あの時、捨てていなければ・・・
と悔やんでももう遅い。

仕方がないので、作ることにした。
海外で、剣山が手に入らないとお困りの方、
どうぞ参考にしてください。

まずは、粘土におおよその形を彫ります。

ikebana1.jpg

それから、中に釘をさしていく。

ikebana2.jpg

鉛なんて、見るのは初めて。
こんなに大きい塊が・・・

ikebana3.jpg

ほら、解けるとこんなに少なくなります。

ikebana4.jpg

粘土の型に流し込みます。
熱いので気をつけて。

ikebana5.jpg

釘の穴に入り込むときに、
硫黄が噴出す温泉のように
ブクブクといっていた。

ikebana6.jpg

そして、
自家製の剣山の出来上がり!

ikebana7.jpg

ハリネズミのよう。

ikebana8.jpg

さあ、材料はそろった。
あとは本番のみ。


うまく出来ました?
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comments(0)|trackback(0)|イベント|2009-05-29_00:16|page top

5月の緑に包まれた日

うららかな陽気の5月。
友人家族に誘われて、
いつものキャンピングカーで村へと向かった。
ボロシュニョーは、小高い丘に囲まれた小さな村。
大きなセーケイの門が、出迎えてくれる。

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向かってくる馬車をとめて、
乗せてもらう。
乗っているのは、
近くの村から応援にやってきてくれた友人のようだ。
「 ほら、しっかりつかまって!」
シートベルトも、座席もない馬車では
気をつけないと振り落とされそうだ。

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大人4人、子供4人を乗せた馬車は、
村をゆっくりと走る。
つややかな馬の毛並みには、汗が光っていた。

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村のはずれの十字架のところを曲がって・・・

IMG_6695.jpg

目指すは、あの丘の上の森。
「 あの右側一帯は、私たちのものなのよ。」とエンツィ。
ここからは畑道なので、
ぼこぼこにゆがんで固まった道を、
右へ左へ揺さぶられながら進んでいく。
もう、今にも横倒しになりそう。
あっと、声を上げてしまう。

borosnyou2.jpg

力をふりしぼって、
なだらかな斜面を登りきってしまうと、
もうそこは森の入り口。
やわらかなヘーゼルナッツの葉っぱ、
ふわふわの綿毛が風で静かになびいていた。

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緩やかな坂道は、
ふかふかの緑のじゅうたん。
子供たちは、つぎつぎに坂を転がり始める。

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遠くから、また馬車がやってきた。
今日は、森で木を切るためにやってきたようだ。

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一点の濁りもない青空に、
若草色が迫ってくる。
緑が、こんなにも明るくて
力強い色だったなんて・・・。

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ご褒美の干草を食べている馬たちを過ぎて、
いよいよ森の中へ。

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不意にひんやりと涼しい空気とともに、
柔らかな太陽の光が差し込む空間が現れた。
落ち葉をカサカサと踏みながら、
緑の天井を眺める。

一箇所だけ、小さな庭ができていた。
限られた光をすってひっそりと生きている植物たち。
その色もかたちもなんて、
神秘的なんだろう。
背を向けていると、
おしゃべりでもし始めるのではないかと思うくらい。

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体がすっかり冷えてきて、
もう寒いくらいになったところで
また太陽の世界へと飛び出す。
「 はやくボロシュニョーへ行こう。」とせかす子供たち。
彼らにとってのボロシュニョーとは、
自分たちの家と庭だけを意味するようだ。

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3月の末に来たとき(→)とは、別世界。
誰も世話をしないのに、
木々は葉をびっしりと茂らせ、
花たちは色とりどりに咲き、
甘い香りで庭を満たしていた。
ご主人をずっと待っていたのだ。

5月の花といえば、ライラック。
やさしい薄紫の小さな花の集まり。
甘くさわやかな香りのする花は、
母の日の象徴でもある。

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クサボケの花。
こちらでは、日本のマルメロ(カリン?)と呼ばれる花。
作り物のような、キッチュで可愛い色。

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タンポポを見ているうちに、
あの冠を作りたくなってきた。
子供たちにたくさん集めてもらって、
編みはじめる。

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お姉ちゃんのボローカには、
タンポポに、忘れな草や紫色のお花を混ぜて。
ほら、春の女王様のできあがり!

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息子には、タンポポにスイセン、
スズランに忘れな草を混ぜて・・・。
こちらは、春の王様。
香しいにおいが、ここまで運ばれてくるでしょう。

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クサボケの紅色がキュートな冠は、ボギに。
豪華なお花の冠に、首飾り・・・
春のお姫様そのもの。

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野の花に庭の花を混ぜ合わせて・・・
村だからこそできる、
なんて贅沢な遊びなんでしょう。

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動物の鳴き声が聞こえてきたので行ってみると、
ヤギの子供たちが迷い込んできたようだ。
群れからはぐれて、
心細そうに「メェー」となくのを聞いていると、
子供が泣いているのと同じよう。

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子供たちが近づくとおびえて逃げてしまった。
お隣との柵が、壊れかけてしまったので
入ってきてしまった様子。

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隣の家にも花がいっぱい。
一年でもっとも美しい季節。
どこの庭も、世界で一番美しいところに見える。

IMG_6805.jpg

夏は、庭で料理をして食べるのが
村のよいところ。
ジャガイモをたっぷり入れた煮込み料理。

IMG_6838.jpg

加勢にきてくれた男性衆も、子供たちも・・・
木の陰にテーブルを運んで、
みんなでお昼ごはん。
日陰にそよ風が吹くと、まだ肌寒いくらい。

IMG_6847.jpg

春の冠は、すぐに形を変えてしまった。
はかない花のいのち。
だからこそ、あれほどまでに
光り輝いて美しく映るのだろう。

IMG_6816.jpg

これから、春から夏へと移行していく
トランシルヴァニア。
どんな出会いが待っているのか、楽しみである。


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comments(3)|trackback(0)|セーケイ地方の村|2009-05-18_22:43|page top

春を奏でる野の花たち

5月のはじめのトランシルヴァニア。
ひとつの花の時期が去ったと思ったら、
また新しい花が咲く。

ツォーファルバのおばあちゃんの家では、
今リンゴが花盛り。
うっすらとピンクがかったつぼみが初々しい。
太陽の光と水の栄養を吸って、
美味しいリンゴができる。

Tavaszt zenélő vadvirágok

Erdély, május elején.
Egyik virág kivirágrik, utána következik a másik.

A cófalvi dédmamánál
éppen az almafavirágokon a sor.
Friss a bimbója a gyenge rózsaszínú almafavirágnak
Így, a napfénnyel és a gazdag
esővel lesznek a finom almák.

IMG_6318.jpg

雪が舞い戻ったかのような白は
サワーチェリーの花。
ぶんぶんとミツバチが寄ってたかるので、
耳を澄ましてしばらくじっと佇んでいた。

Ezek a meggy virágok,
mintha visszatért volna a tavaszi idő.
Pillanatig csendben hallgattam
a zümmögő méheket,
amelyek eljöttek az illatos virágokra.

IMG_6323.jpg

「 春の風は、水を呼ぶ。 
  わたしの花よ、わたしの花よ。
  鳥だって、それぞれみんな相手を見つける。
  わたしの花よ、わたしの花よ。」
ハンガリーの民謡にあるように、
春の天気は変わりやすい。

黄色い畑を探しに行こう・・・・
そう思いながらも、いく週か時が経ってしまった。
4月の終わりにバスからみたタンポポ畑は、
その黄色があまりにまぶしくて
目を細めてしまうくらい。
緑が見えないくらいに、黄色で埋め尽くす。
太陽の光、そのままの色。

やっとカメラを持って出かけたら、
もう綿毛がたくさん出ていた。

Tavaszi szél vizet áraszt,
virágom virágom.
Minden madár társat választ,
virágom, virágom.
Ahogy a népdal mondja,
olyan változó a tavaszi időjárás.

Rég hogy terveztem,
hogy keressem meg a sárga mezőt.
Április végén egy buszon
láttam a pitypang mezőt.
Annyira erős, fényes volt,
hogy szinte sértette a szememet...
Erős fényes sárgaszín teljesen betakarta a zöldet a mezőn.
Csupa igazi napfényszín.

Mikor a fényképezőgépemmel kijöttem,
mar megjelentek a bóbiták is.

IMG_6339.jpg

トランシルヴァニアの春夏の風物詩といえば、
コウノトリ。
畑でえさを探す群れに出会った。
気づかれないようゆっくり近づいていったのに、
すぐに飛び去っていった。

Bátran mondhatjuk, hogy
az erdélyi tavasz szimbóluma a gólya.
Mezőn találkoztam a vadászó golyákkal.
Óvatosan, lassan közeledtem hozzájuk,
mégis észrevettek és elrepültek...

golyacskak.jpg

その日は久しぶりに、
家建設中の村へと向かった。
ドボイの入り口にも、タンポポ畑が。

Aznap jártunk Feldobolyban is.
Ahol a tavaly óta építjük a házat.
Itt is pitypangmező.

doboly kapuja

村に着くやいなや、
建設中の家のまえで溝を掘り始めるダンナ。
友人たちも借り出されて、
お気の毒様。

Ahogy megérkeztünk,
nekifogott árkot ásni a kertben.
Szégeny barátaink,
szívesen jöttek segítseni.

munkasok.jpg

取り付けられたばかりの二階の窓から、
手を振るアンナマリと息子。
息子はあの急なはしごを一人で上っていってしまった。

Nemrég raktuk be az ablakot az emeleten.
Onnan integetnek Annamari és Balázska.
Már a fiam egyedül felment a létrán.

d8.jpg

去年の10月に屋根を取り付けてから(→
ずっと凍結している仕事。
庭は木材だらけで、足の踏み場もないほど。

Tavaly Októberben már lecserepeztük,(→
azóta úgy van...
A kert tele van faanyaggal, nincs hova lépkedjünk.

IMG_6406.jpg

お昼の準備に取り掛かる。
ジャガイモの皮をむいて、
たまねぎを刻んでから、薪をくべて火をおこす。
鶏肉とジャガイモの煮込み。
薪でたくと、料理の味が全然違う。
やさしい、自然のままの風味。

彫刻家バルニの庭には、
出来たばかりの作品も並んでいた。
十字架のオブジェには、
フォークロアのモチーフが
刻み込まれている。

Közbe nekiállunk főzőcskézni.
Meghántjuk a pityókát, apróra vágjuk a hagymát,
ne felejtsünk el tüzet rakni.
Így készül a csirkés pityóka tokány.

A szobrász Éltes Barna házában
láttunk új munkát is.
Fakereszt szobor felületén vésett népi motÍvummal.

IMG_6397.jpg

彫刻の庭で、食事をするのは最高。
生まれたばかりの緑を愛で、
鳥のさえずりに耳を澄まし、
そして何よりも新鮮な空気が美味しい。

Annyira kellemes a szoborkertben ebédelni.
A friss hajtásokon gyönyörködve,
hallgatjuk a madár csicserdést.
Még annál is jobb a friss tiszta levegő.

d10.jpg

新しい生命が、ここにも。
生まれたての柔らかなからだを
大切にそっと抱きかかえる。
目も開かないほどの小さなイヌに、
息子もおそるおそる手を伸ばした。

Van itt is új élet,
Szépen, óvatosan tartja a frissen született puha testét.
A fiam is félve odanyújtotta a kezét.

barni.jpg

村中が木々に包まれる、ドボイ。
鮮やかな若草色の木々の向こうには、
村のあちこちで花開く白やピンクがうっすらと浮かんでいた。

Dobolyban az egész falút betakarja a sűrű erdő.
Az élénk zöldszín között
halványan látszanak a fehér és rózsaszínű fák.

IMG_6434.jpg

すっと伸びた茎の先には、
深い紫色の花びら。
こんなに小さいのに、
しっかりと背筋を伸ばして堂々としている。

Egyenes száron mély lilla szirmok.
Egyenesen tartva magát büszkén áll,
pedig milyen kicsike.

d15.jpg

なんて鮮やかなピンク色。
トランシルヴァニアの村に咲いた、
和菓子のお花。

Milyen világos rózsaszín!
Egy erdélyi falun élő japán édességvirág (wagashi)

wagashi.jpg

ツクシのように、天に向かってまっすぐに咲いたお花。
野の花は、たくましい。
インクにしたいような美しい藍色。

Az égre néző egyenes virágocska, mint a zsurló,
kemények a vadvirágok.
Tiszta, sötétkék szín...
Ha tintát vonhatnánk ki belőle!

IMG_6418.jpg

気がつくと息子の手には、花がいっぱい。
そっと目で愛でるだけの日本人に比べて、
ヨーロッパ人はちぎって、隅々まで見ないと気がすまない・・・
という話を聞いたことがある。
それによると、息子は完全にヨーロッパ型のようだ。

A kisfiam keze tele van virággal.
Úgy hallottam,
hogy a japánok messziről gyönyörködve szeretik a virágokat,
az európaiak pedig szakítják, kézbeveszik, megvizsgálják...stb.
Eszerint a fiam az utóbbihoz tartozna.

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こちらは庭に咲いたチューリップ。
フォークアートでも、チューリップのモチーフは圧倒的に多い。
ハンガリー人は、どうしてこんなに好きなんだろう。
太陽に透かしてみると、いまにも動き出しそうな気がする。
チューリップの歌声が聞こえてきたら、
どんな音だろう。

Ez egy tulipán a kertben.
A magyar népművészetben is gyakori a tulipán motívuma.
Miért szeretik vajon annyira a tulipánokat a magyarok?
A nap mögött látom, úgy mintha mozogni akarna.
Vajon milyen hangja lenne, ha énekelne?

d13.jpg

ドボイの村はこうして、ゆっくりと日が暮れていった。
ゆったりとした時間、
あふれるほどの自然のにおいをかいで・・・。

Így telt a nap Feldobolyban.
Lassú, nyugodt, tele idő,
a természetet megszagolva....

d16.jpg



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comments(4)|trackback(0)|セーケイ地方の村|2009-05-13_23:34|page top

2009年セントジュルジ祭(後)

町を揚げての大きな祭り、
セントジュルジ祭のよいところは
展示会やコンサート、舞踊などの
文化的なイベントも焦点となるところ。
地元のアーティストたちの、
大切な発表の場となっている。

友人ゾリの展示会は、通称「ゾリの角」と呼ばれる
公園の角地にある建物の中。
真っ白い壁に、黒ずんだ鉄製アイロンが
「セントジュルジの日」と文字を描き出す。
彼が集めるのは、古い民俗衣装から家具、生活用品まで幅広い。
それらほとんどは、地元コヴァスナ県に伝わるものばかり。

IMG_5961.jpg

昔は普段の生活で使っていたものが、
いかに芸術的価値のあるものか・・・
こうして並べられると、その美しさに改めて気がつく。
こんな重いアイロンを使っていたら、
主婦の二の腕も相当鍛えられそうだ。

IMG_5965.jpg

親は子供に説明をする。
「 ほら、昔の人はね。こうやって、物の重さを量っていたのよ。」
子供たちにとっても、
物理の原理が見て分かるので、勉強になる。

IMG_5964.jpg

「 これは、何のかごだろう。」と眺めていたら、
悪ガキが中に入ってしまった。
かくれんぼもできそうなくらい大きい。

IMG_5969.jpg

騒ぎ始めた悪ガキたちには、
大きなセーケイのおじさんがお仕置きをする。

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次は、コンテンポラリー展示会のようす。
「白黒」のテーマをもとに、
地元のアーティストたちがメッセージ性をはらむ、
立体、絵画、写真を展示した。

そのオープニングでは、
セントジュルジを代表するウトゥー・グスティのパフォーマンス。
最近、ハンガリーで最高の名誉、
ムンカーチ賞を授与されたばかり。

しんと静まりかえったギャラリーの通路に、
パサッ、パサッ・・・と粉のようなものがふるい落とされる。
どうやら黒と白を混ぜ合わせた、
灰色の砂のようだ。

IMG_5871.jpg

ふるい落とされた砂は通路のうえを覆い、
そのうえを行くグスティの足跡が刻み込まれる。

sz5.jpg

やがて通路の終わりまで来ると、
振り返って、ダンスのステップを踏みながら元へ戻っていった。
後に残ったのは、
ぐちゃぐちゃに形を変えた、彼の足跡だけ。

IMG_5875.jpg

白と黒の空間から外へ出ると、
町には光と色彩がよみがえっていた。
光と音と雑踏が待っていた。

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民俗舞踊のステージ近くの階段の上では、
地元のジプシーのダンサーたちが
ステージに負けない歌を披露していた。
ジプシー音楽の魅力は、
口や身の回りのものでリズムを刻む、
自由なスタイル。
そしてその音楽の表現力には、
体の中にみなぎるものが感じられる。

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輪になって踊るモルドヴァ地方の踊りには、
たくさんの参加者で、その和はますます大きくなり、
祭りの熱狂も増していくようだった。

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2009年のセントジュルジ祭。
最後の一日だけは、天気に恵まれた。
夜のクライマックスは、
ハンガリーの国民的スター、コンツ・ジュジャの歌声に包まれて、
祭りをしめくくる花火で幕を閉じた。

トランシルヴァニアの歌や音楽、
そして芸術に触れることのできる一週間。
皆さまもお越しになりませんか?



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comments(6)|trackback(0)|イベント|2009-05-11_22:03|page top

2009年セントジュルジ祭(前)

セントジュルジの町の最大のイベントは、
春のセントジュルジの日の頃にやってくる
セントジュルジ祭。

一週間の間に、
町のいたるところで
コンサートや演劇、展示会や出店・・・
ありとあらゆる娯楽でごった返すお祭り。

それまでのすっきり晴れ渡った青空や
あたたかな太陽の光はうそのように、
その週末に入ると姿を消してしまった。

毎日のように突然やってくる
にわか雨を避けながら、
息子を連れて町へと繰り出す。
いつもの閑静な公園が、
このときは一変してにぎやかに、
時には騒がしくなる。

なるべく子供の誘惑となるものは
見せないように、道筋を考えないと大変。
親のお財布はいくらあっても足りない。

これは、マロムと呼ばれる遊び。
白と黒が相手をはさんでコマがなくなったほうが負け。
石器時代にすでに
この盤の形が発見されたそうだから、
起源は相当古いという話。

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それから巨大なチェス。
ヨーロッパでは町のあらゆるところで、
チェスの台が見られる。
おじいさんたちが集まって、
公園でチェスをしているのは、ほのぼのとした光景。

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そしてセントジュルジ祭の名物といえば、
地元の民芸やハンドメイドをあつかう手作り市。
刺しゅうや織物、ペイント家具に陶器、
フェルト、手作りの洋服など・・・。

アクセサリー作家として出店する友人たちを訪ねる。
キラキラとガラスのペンダント、ピアスが輝き、
金色の銅には手描きの文様がうねっている。
あいにくの天気のせいで、
まだお客は少ないようす。

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生成りのコットン素材の、
ルネサンス風のファッションが流行のようだ。
小さなチューリップのクロスステッチが可愛い。

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「セーケイの青」と呼ばれる鮮やかなブルーに、
伝統的な花模様が美しい。
ミニチュアの家具は、おままごとにぴったり。

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その日は息子の誕生日。
何気なくものを見ていると、
売り子の女性が息子にペイントされた小さな石を
プレゼントしてくれた。
私はというと、
女性の素敵なマントに目が釘付け。
ウール素材に、フェルトでモチーフが貼り付けてある。
手はポケットのような穴から出すだけ。
なんて素敵なアイデア、ぜひ作ってみたい。

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羊毛の産地であるルーマニアは、
フェルト作りも盛ん。
帽子やバッグ、スカーフに、スリッパ。
ネックレスや、可愛いお人形も作ることができる。
フワフワとした手触りが優しい。

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おなかがすいたら、
トランシルヴァニア名物のクルトゥーシュ・カラーチに、
メーゼシュ・カラーチ。
ハチミツとスパイスの混ざった生地に、
メレンゲで可愛らしく飾られたケーキ。
伝統的なのは、ハート型。
恋人に、思いを伝えるように
小さな鏡がはめ込まれているのもある。

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革命記念のライオンの碑は
子供たちの遊び場になっている。
幼稚園のお友達ヤーツィントに、
「 ほら、こんなのもらったんだ。」
とお誕生日のプレゼントを見せていた。

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厚く重い灰色の雲に包まれた公園では、
いつもより鮮やかにリンゴの花のピンクが花咲かせていた。
濃いピンク色の花びらからは、甘い香り。

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規模が大きく、派手になっていくお祭りの本質は
きっと春の恵みを祝うことにあるのだろう。

色とりどりの花、新緑の緑。
半年間も裸のままだった公園が
ふたたび色彩に包まれる。
その喜びを感じたい。



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comments(6)|trackback(0)|イベント|2009-05-11_21:16|page top

白雪姫幼稚園のお誕生日パーティ

今から5年前、
2004年4月25日にこの町で
息子は生まれた。
白雪姫幼稚園で、
二回目のお誕生日会。

クラスでは、いつも「お誕生日おめでとう!」
の切り紙がひらめいている。
ちょうど今は、10時のおやつを食べているところ。

A születésnap a Hófehérke ovodában

5 évvel ezelőtt itt Sepsiszentgyörgyön született a kisfiunk, Taiki.
A második alkalommal ünnepli születésnapját a hófehérke ovodában.

A teremben mindig lógnak a boldog születésnapot kivano lapok...
Éppen a gyerekek tizórait esznek.

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食べ終わったら、お祈りを忘れずに。

Ne felejtsük az imádságot miután megettünk!

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子供たちが別室で遊んでいるうちに、
テーブルを並べて準備をする。

やがてテーブルを並べたら、
子供たちは列を組んで、
歌をうたいながらやってきた。
ケーキが気になる様子で、
チラチラと盗み見をしているのが可愛らしい。

Miközben játszanak a másik szobában,
gyorsan elrendezzük az asztalt szépen ünnepélyesen.

Amikor készen voltunk,
a gyerekek sorba állva lépkedtek be a szobába.
Szépen énekelnek, és közben
leskelődnek "Vajon, milyen lesz a szülinapi torta?"

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いたずら息子が、味見をしないように
見張っておかなくてはならない。

Sajnos, a kis huncut gyerektől( a fiánktől)
muszáj őrizni a szülinapi tortát.

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先生は名前の書いた札をおいておいたので、
その名前で席が決まる。

A gyerekek ügyesen megtalálták a saját névjegyeiket
az adott helyeken.

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まずは、両親が子供の生まれたときのことを
話すように決まっているらしい。
息子の写真アルバムを見せ、
生まれたときの様子を語る。
「 今から5年前、ちょうどセントジュルジ祭の
 最後の日に、たいきは生まれたのよ。
 夜中、花火がなっているときにね。」

Először, ahogy szokták
kezdem mesélni, amikor Balázska megszületett,

"Amikor Balázska megszületett,
akkor volt a Szentgyörgy napok végső, nagy látványossága,
a tűzijáték...

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子供たちは、
お誕生日を迎えた子供のために
一人ずつ願い事をしてあげる。
赤いマリを手に持って、
「 たいき君が健康で、
  元気に幼稚園に通うことができますように・・・。」

A gyerekek a piros labdát adogatva
jó kivánságot mond az ünnepelt gyereknek.

"Legyen egészseges, és
tudjon járni minél többször az ovodába."

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それから、子供たちが寄ってきて
キスをして祝う。
男の子からも、女の子からもキスの嵐。
私だったら、照れてしまうところだ。

Boldog születésnapot kivanva
adnak puszit, a fiúk, lányok egyaránt.
Biztosan szégyelne egy japán gyerek,
ha helyette lenne.

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そして、ユーリア先生からも。

Júlia ovónénitól is.

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最後に質問がある子は、手を挙げて。
「 たいき君は、どれくらい大きかった?」
「 お誕生日プレゼントには、何をもらうの?」
「 そのケーキのクリームは、なあに?」

Emeljetek kezet, ha valaki szeretne kérdezni valamit.
Balázska mekkora baba volt?
Mit kap a születésnapi ajándékra?
Mi van a szülinapi tortában?

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いい質問が出てきた。
「 そう、このクリームはね。
 まだ誰も食べたことないような、特別なものだよ。」

クルミの入ったスポンジケーキに、
今回はキャラメルクリームを作ってみた。
ちょっと物足りない感じだったので、
黄な粉を入れてみたのだ。
ちょっとマスタードを思わせる黄色い色のクリーム。
気に入って、もらえるかしら・・・?

"Az jó kérdés volt,
Ez a krém annyira különleges hogy még senki se kostolta meg!"
Büszkén feleltem meg.

Diótortának készitettem
karamella krémet, de kicsit gyengén silkerült az ize.
Beleraktam a szója port,
attól kicsit mustár szinű lett.
Vajon tetszik-e nekik?

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黄な粉入りキャラメルクリーム・ケーキを、
16等分して、皆に配る。
とても気にいってくれた子と、
あまり食の進まない子と二つに分かれた。
やっぱり奇抜すぎるアイデアだったようだ。

ケーキでお腹がふくれたら、
今度はダンスの時間。
子供たちはペアになって、ぐるぐると回る。

Szójaporos karamellakremes tortát elosztva
kitettem a gyerekeknek.
Felének tetszett, a tobbinek nem...
túl nagy volt a kisérletezés talán.

Miután jóllaktak a tortával,
a gyerekek kezdtek párosan táncolni.

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女の子たちはハッとするほどの運動神経で、
音楽に身をまかせる。
心から踊ることが好きなようだ。

A lányok annyira ügyesen tudnak táncolni
hogy bámulva néztem.

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一年と少しの間で、
幼稚園にもすっかりなじみ、たくさんの友達ができた。
この可愛い同級生たちといっしょに、
遊び、学んでいくことができて本当によかった。
これからも、笑ったり泣いたり
いろいろなことがあるのだろう。
これからもどうぞよろしく、
お願いします。

Egy év alatt megszokta az itteni ovódát,
és vannak jó barátai.
Igazán örülök a jó társaságban
fejlődhet, és tanulhat.
Kacagva, sirva sok mindent fognak tapasztalni együtt...

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comments(8)|trackback(0)|ルーマニアの育児|2009-05-05_18:10|page top

4月生まれの春の王様

日に日に長くなっていく太陽の恵み。
これまで裸だった
町の住宅街はふさふさとした緑に包まれる。
次々に生まれてくる
春の落とし子たちに子供たちは夢中。

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とある夕暮れ時、
友人のイザベラがタンポポを摘んで
編み始めた。
「 ほら、こうやって
 タンポポのかんむりを作るのよ。」

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出来上がった、
まぶしい黄色のかんむりは息子の頭に。
4月にお誕生日を迎えた息子は、
まさに春の王様。

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タンポポの黄色は、
太陽の光そのもの。
ハンガリー語では、「子供のくさりの花」と呼ばれるだけあって、
子供によく似合う。

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「 ママー、僕にも。」とクリシュトフの頭にも、
春のかんむりがのせられた。

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タンポポのかんむりにネックレスもつけて、
ご機嫌の息子。
坂道もへっちゃらで駆け上る。

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うちのキッチンは、
いつも野花のお土産でいっぱい。
最近は花の生け方もすべて、息子に任せるようにしている。
トランシルヴァニア、
4月の花の生け花、なかなかのものでしょう。

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comments(4)|trackback(0)|ルーマニアの育児|2009-05-05_16:42|page top

トランシルヴァニア、春の森の妖精たち

4月の半ば、
あたたかな日差しのふりそそぐ土曜日。
ご近所の家族といっしょに
森へ散歩へ出かけた。
私たちの住むところから、
村のはずれの森までは徒歩約15分。

ふさふさと生まれたての緑の谷間からは、
小川が流れている。
心地よいお天気。

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前方に、ヤギの群れが見られた。
これもまた生まれたてのコヤギたち。
ほっそりとした体を、フワフワの白い毛並みが
やさしく包む。

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私たちが近づくと、
おびえて逃げてしまった。
番をしているのは、小学生くらいの子供だった。

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まだ森では、新緑がうっすらと膜をはっているだけ。
冬の名残を残す枯れ色と、
春の若草色が混在する。

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森の中へ入ると、
ひんやりとした空気とともに
落ち葉のじゅうたんに迎え入れられた。
子供たちは長い長い木の枝を見つけて、
一生懸命に運びはじめた。

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ほら、こんな真っ白なお花がいっぱい。
夢中で花を摘みはじめる子供たち。

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そのやわらかな花びらの曲線、
鮮やかな緑の葉っぱは、
まさに妖精そのもの。
よくもこんな日の光の少ないところで
花を咲かせたものだ。

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葉っぱのような鮮やかな緑のお花。
「 ママ、これ何ていうか知ってる?
  ケチケテイ(ヤギのお乳)だよ。」と息子。
「 だからそう言う。
  切ると、白い水が出るから。」と少し不思議な日本語で、
植物博士にでもなったかのように話す。

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やがてカエルたちの住む水溜りを発見したり、
湧き水で一息ついたり。
子供づれだと、なかなか先へと進めない。

「 これ、何か分かる?」とダンナ。
秋にリスが拾って隠した種が、
そのままになって残ってしまい、
春の暖かさで芽が出たもののようだ。
忘れんぼうのリスが残した、素敵な宝物に目を見張る。

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森の中でかくれんぼ。
耳を澄まさなくても、
森の中は鳥の歌声が絶えず響いている。

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あ、見ーつけた!

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木々の隙間から差し込む
わずかな木漏れ日を受けて、
こんなに美しい白い花が生まれる。
なんて心地よい静けさ。

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このあたりでお昼ご飯を始めよう。
リュックサックの中から、
ブタの脂身、ウィンナー、たまねぎ、ジャガイモにパンを出して、
薪をくべる。
木の枝にブタの脂身を刺して焼く。
ハンガリー流のバーベキュー。

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お肉や野菜を焦がさないように、
口に水を含み
ワイルドにそのまま吹きかけるお父さん。
こうして炭焼きにするとおいしく出来るのだそう。

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ブタの脂身のしみたトーストはもちろん、
炭で焼いたジャガイモは最高においしい。
お昼をいっぱい食べて、
森の美しさを満喫する。
と不意に、雨つぶが降りかかってきた。

4月の変わりやすいお天気は、
春の遠足を中断させてしまう。
急いで森を抜けて、谷間を歩く。

ふと、こんな美しい花に出会った。
フワフワとした綿毛に、
不思議な深みのある紫色の花。
数が少ない、保護された植物のようだ。

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流れ移り変わる季節の中、
今だけでしか見られない植物たち。
しっかり目を凝らして、
この春の奇跡を観察しよう。

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次には、森の中でどんな妖精たちが待っているのか
楽しみである。



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