トランシルヴァニアへの扉 - Erdely kapuja-

古きよきヨーロッパの面影を残す、トランシルヴァニアへの扉をそっと開いてみませんか?

::自己紹介::

谷崎 聖子

Author:谷崎 聖子
1978年宮﨑生まれ。
大阪外大、ハンガリー語学科卒業。
ブダペスト大学で民俗学を専攻。
ルーマニア、トランシルヴァニア地方のフォークロアに惹かれて、セーケイ地方に移住、結婚。
三人の子育て中。

伝統手芸研究家。
トランシルヴァニアの文化、手しごとを広める活動をしています。主な著書「トランシルヴァニアの伝統刺繍 イーラーショシュ」、「カロタセグのきらめく伝統刺繍」。

東欧雑貨ICIRI PICIRIFOLK ART Transylvaniaのオーナー。

詳しくは、森の彼方-トランシルヴァニアへの扉をご覧ください。

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「カロタセグ -装いの文化」展



karotasegu_img_text3.jpg

ラテン語で「森のかなたの国」を意味するトランシルヴァニア。
 現在のルーマニア西部に、カロタセグ地方はあります。
原風景広がるのどかな村に暮らす女性たちは、 
先祖代々に受け継ぐ美しく彩られた衣装を、大切に身に纏ってきました。
カロタセグをはじめ、トランシルヴァニアから届いた美しい衣装や手仕事の数々を、 
是非店頭でご覧ください。 

カロタセグ-装いの文化 
2017.6.10 Sat. - 6.25 Sun. open10:30 | close19:00 
KAMAWANU Utensils Store 2F “piece”
 
  ●トークショー【カロタセグの装いと手しごと】 

ルーマニア西部カロタセグ地方。 
そこには装うことを文化として大切に守り、楽しんでいる人々がいます。
目を惹きつけてやまない美しい伝統衣装。
繊細で細やかな手しごとの数々。 
現地の写真を交えながら、カロタセグの衣装のこと、生活や文化、手しごとのお話を伺います。
 日時:6/9(金)19時~20時  

※会期前日 話:谷崎聖子 参加人数:先着20名まで 参加費:1000円(税別)
(カロタセグ地方のお菓子とハーブティ・お土産付き)

 ●ワークショップ【イーラー ショシュ刺繍のサンプラートートバッグ】 
日時:6/10(土) ①午前/10時30分~12時30分 
        ②午後/14時~16時 

講師:谷崎聖子 参加費:6500円(講習費・材料費含む・税別) 
参加人数:各回10名  
持ち物:はさみ

*トークショー・ワークショップに参加ご希望の方は、
店頭またはお電話にて事前にご予約ください
TEL
03-6231-6466(かまわぬ浅草店)
*DMご希望の方はこちらまでご連絡ください。

カロタセグDM-JP

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comments(0)|trackback(0)|トランシルヴァニア食文化|2017-05-26_16:38|page top

「イーラーショシュ刺繍のサンプラー トートバッグ」

100年以上昔にハンガリーで出版された
アンティークの刺繍図案から選んだ、
 6つの端モチーフをサンプラー(刺繍見本)にしました。

P1060047.jpg 
 簡単なものから複雑な図案まで、ボーダー状にならんだモチーフ。 

P1060048.jpg 
進んでいくにつれて難易度が上がり、 
一つ一つの刺繍を終えた頃にはどんどん腕が上がっていきます。

P1060049.jpg 
肩紐は、昔、アルコールランプの芯に使われた織り紐を使用します。

P1060051.jpg 
裏には、プリント、またはジャガード織り生地をあわせて、 
トートバッグに仕立てることができます。

P1060052.jpg  
サイズ 縦43cm 横31cm  マチ8cm
費用 講習費3000円 材料費3500円

東京浅草かまわぬさん (tel 03-6231-6466)
6/10(土) 10:3012:3014:00~16:00

大阪箕面けんちくの種さん(tel 072-734-6343)
6/17(土)、18(日) 13:30~16:00

アミカス福岡(tououzakka_iciripiciri@yahoo.co.jp)
7/19(土) 9:30~12:00
comments(0)|trackback(0)|トランシルヴァニア食文化|2017-05-23_21:24|page top

トランシルヴァニア地方の伝統文化と刺繍

東京から名古屋、そして大阪へ。
母校の大阪大学で講演+初心者向けの刺繍のワークショップが開催されます。
ハンガリーの隣国、ルーマニア。
現在も数多く暮らしているハンガリー少数民族。
地域によって異なる衣装や刺繍について
プロジェクターを使ってお話いたします。







20170615谷崎聖子講演会 
 また、講演会の後にワークショップがございます。 
トランシルヴァニアの伝統刺繍イーラ-ショシュを体験してみませんか?
 チューリップやバラ、鳥のちいさなブックマークを作ります。(材料費300円) 


37859576_o1.jpg

お問い合わせは、こちらまで。
ml-cir@library.osaka-u.ac.jp



comments(0)|trackback(0)|トランシルヴァニア食文化|2017-05-23_12:37|page top

Fangさんとカロタセグの新刊

Fangさんとの出会いは、
今から2年以上前のことだった。
イーラーショシュの本を手にし感銘をうけたことから、
台湾との不思議な縁がはじまった。

台湾でもこのような本が欲しい、
はじめは出版社へ直々にメールを送って
どうにか中国語版を作ろうと働きかけてくれた。
さまざまな規定のため、それも実らず終わろうとしていたのに、
彼女の情熱はそれでも冷めやらなかった。

今度は、新しく本を作ろうというのだ。
台湾とルーマニア。
遠い距離をはさんで、
英文によるたどたどしいコミュニケーションが幾度ともなく繰り返された。
やがて、産後のため期限までの提出は不可能だと諦めそうになったとき、
それでは、自分一人でも作りたいと、
彼女の強い意思が再び私を突き動かした。

2016年12月終わりに原稿を書き上げ、
さらに写真撮影を翌年1月に終わらせて、
あとは出来上がるのを待つだけだった。
しかしその後、本は編集やデザインに手間取り、
予定していた6月になっても出来上がらなかった。

私の仕事の条件は、
翌年の台湾での展示会のための渡航費だった。
3人の子供たちをつれて、
日本を経由して台湾に行くことができる。
何事にも勝る、ご褒美だった。

7月中旬、私はお守役の母親と3人の子供たちをつれて、
台湾の地を踏んだ。
台北中央駅の近くのユースホステルの前で、
巨大なスーツケースを引いているとき初めて彼女と出会った。
長身で色白の肌、切れ長の目をした女性は、
もじもじとお土産のお菓子を携えて立っていた。

ホステルで荷物を置くやすぐに、
彼女と打ち合わせのために喫茶店へ。
巨大なタピオカ入りの甘いミルクティーを飲みながら、
この数日と本について話し合った。

翌日は、飾り付けのために彼女の経営するギャラリーMad.Lを訪ねる。
迪化街(てきかがい)と呼ばれる問屋街の一角にある。
古き良き台湾の情緒が垣間見える場所。
天井の高く広い壁をどうやって埋めようかと頭を悩ませていると、
体調に不思議な変化が起こった。
腹痛がだんだん強くなり、冷や汗が出そうになった。
恐らく、昨夜のお茶の中の氷に違いない。
知人から忠告を受けていたのに、大事な初日からすでに体調を崩してしまった。

Fangさんは女王のように、切れ長の目を滑らせては壁を見、
陶芸家のご主人さまと妹さんが小間使いのようによく働く。
途中で、生後3ヶ月の赤ちゃんを連れて登場したり、
トイレで閉じ込められた猫たちがギャーギャーと泣き叫んだり。
3人で黙々と作業をしていると、
一緒に展示させて頂く竹永絵里さんとお父さまがやってきた。
朗らかな竹永さんの存在感と穏やかなお父様のご助力で大いに救われ、
息子も手を貸してくれたので、
一番難航していた枕カバーの詰め物を終えて、
会場がだんだんとカロタセグ色に塗り替えられていった。

夕方には、台湾の親友Zitonが自転車をこいでふらりと訪れた。
はじめの二日だけはホステルで、後の滞在は彼女の家で5人まとめて居候させてもらい、
まるで賑やかな家族のように、あちこちを出歩いた。

展示会のオープニングでは、
展示のコンセプト、展示物の説明などをして、
会場と書店とで二回にわたるワークショップと、
3人の台湾人通訳者の手を借りてなんとかこなすことができた。

展示会の後、彼女はこう書いた。
「この展示会が私とギャラリーにとって新たな出発だったの。
これまでの現代美術の路線から、工芸美術の方へと進もうと決めたわ。」
彼女は、心の中に燃える情熱を持ち、さまざまな困難に屈せず、
これからも次々と開拓していくことだろう。
ご主人さまが制作された美しい土の器を手にのせるとき、
会場でいただいた野菜スープや甘い豆乳の味が蘇り、
ふたりの優しさが思い起こされる。

そうした台湾の思い出を振り返りながら、
私は印刷したばかりの新刊を手にしている。
白い背景に、赤いイーラーショシュ、
そして刺繍のようにも見える「美麗刺繍」のタイトル。
中国語繁体字と英語が一冊になった本。


18118794_1502157856496310_8583097574469212185_n.jpg 
こちらでお求めいただけます。
また6月の東京浅草、大阪箕面の展示会場でもご覧いただけます。




















comments(0)|trackback(0)|トランシルヴァニア食文化|2017-05-20_23:03|page top

Transylvania(トランシルヴァニア-森の彼方の衣装と手仕事展)


ルーマニア、トランシルヴァニア地方。

古きよきヨーロッパの面影が、

町はずれののどかな風景に、

おとぎ話さながらの小さな村々に、

人々の暮らしや心の中にひっそりと息づいているところ。

 

ハンガリー、ルーマニア、ザクセン、ロマ・・・。

さまざまな民族が長い年月をともに過ごし、

森とともに育んできたもの。

それぞれに個性豊かな民俗衣装、

住まいを彩る女性の手仕事を一堂に展示いたします。

 

トランシルヴァニアの手工芸品や手芸キットに材料もお求めいただけます。

期間中、イーラーショシュのワークショップも開催します。


Transylvania(トランシルヴァニア-森の彼方の衣装と手仕事展)

2017.06.17(Sat)06.26(Sun)

11:00open17:00close

けんちくの種(大阪府箕面市桜1-13-32 102tel 072-734-6343



Transylvania森のかなたの衣装と手仕事展【写真面】201706確認用Transylvania森のかなたの衣装と手仕事展201706【文字面】確認用  


DMをご希望の方は、 こちらのリンク先にてご連絡ください。
comments(0)|trackback(0)|トランシルヴァニア食文化|2017-05-20_22:01|page top

第20回ハンガリーフェスティバル


6月11日(日)名古屋国際交流センターにて、
第20回ハンガリーフェスティバルが開催されます。
ピアニスト赤松林太郎氏の演奏も聴くことができ、
日本文学研究者のVihar Judit氏も招待されているそうです。
私は「トランシルヴァニアの伝統衣装と刺繍」と題する講演をさせて頂きます。
ハンガリー刺繍の会の作品展やハンガリー料理も味見できるそうです。

お近くの方はぜひお誘いの上お越しくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

2017フェスティバルチラシ表 2017フェスティバルチラシ裏 



comments(0)|trackback(0)|トランシルヴァニア食文化|2017-05-03_17:22|page top