トランシルヴァニアへの扉 - Erdely kapuja-

古きよきヨーロッパの面影を残す、トランシルヴァニアへの扉をそっと開いてみませんか?

::自己紹介::

谷崎 聖子

Author:谷崎 聖子
1978年宮﨑生まれ。
大阪外大、ハンガリー語学科卒業。
ブダペスト大学で民俗学を専攻。
ルーマニア、トランシルヴァニア地方のフォークロアに惹かれて、セーケイ地方に移住、結婚。
三人の子育て中。

伝統手芸研究家。
トランシルヴァニアの文化、手しごとを広める活動をしています。主な著書「トランシルヴァニアの伝統刺繍 イーラーショシュ」、「カロタセグのきらめく伝統刺繍」。

東欧雑貨ICIRI PICIRIFOLK ART Transylvaniaのオーナー。

詳しくは、森の彼方-トランシルヴァニアへの扉をご覧ください。

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寒い冬の楽しみ

12月も末に近づくと、
さすがに寒く、そして夜が長くなる。

そうなると用でもない限りは
外へ出なくなるから、
必然的に家の中ですごす時間が長くなる。

こんな時期に一番ぴったりの時間のすごし方は、
ハンドメイド、お菓子やパンづくりである。

ダンナがある日突然、パンを焼き始めた。
たまに気が乗ると、料理やお菓子作りを始める。
そのパンの名は、塩味のキフリ。

キフリといえば、
ここでは幼稚園から小学生まで、
毎日、牛乳といっしょに配給される。
あの硬い、コッペパンのようなもの。

おばあちゃんがよく作ってくれた、懐かしい味だそう。

nap 105

イーストを、牛乳と小麦粉、
お砂糖と一緒に暖かい場所におき。
発酵してきたら、小麦粉と塩、
マーガリンと混ぜて捏ねる。
男性の手だから、
捏ねるのにもってこい。

nap 106

よく捏ねたら、少しねかせておく。

そして麺棒で薄く伸ばしてから、
小さな三角形にカットする。
マーガリンを縫ってから、お好きなものを入れて。
ここでは、ケシの実を挽いて砂糖と混ぜたもの。
他にはジャム入りや、
サラミとチーズの入ったもの。

nap 107

くるりと巻いて、月のような形にする。
あとは、オーブンで焼くだけ。

napnap.jpg

きれいなキツネ色。
外は香ばしく、中はフワフワ、
ほんのりとイーストの香りも漂う。

nap 109

ドーンと積み上げて・・・
さすが男の料理。

nap 110

こちらはパンが主食。
それも硬くて、大きなもの。
そして直ぐにカラカラになってしまう・・・
私はそれに2ヶ月で飽きてしまったから、
この手作りパンの味は大歓迎。

「 このパンは・・」と私が言うと、
「 いや、これパンじゃなくてキフリだ。」とダンナ。
そう、こちらの人たちにとって見れば、
このフワフワで軽いのは、パンじゃない。
所詮、お菓子みたいなものなのだ。

3年間の日本生活で、
彼が恋しかったのは
トランシルヴァニアのパンと手作りのお菓子だったという。
日本の砂糖入りの食パンなどで、
満足いかないのもうなづける。

私もこのパンの味に慣れれば、
立派なトランシルヴァニア人になれるのだろうか・・・。


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comments(6)|trackback(0)|トランシルヴァニア食文化|2008-12-24_00:11|page top

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日本と東欧では(特にトランシルヴァニアでは)文化や伝統が違いすぎ、懐かしの味の差も大きいのでしょうね。
息子はフランスにいてさえ、日本のシソが懐かしかったなどと言っていました。  向こうで植えてもそれらしい香りがしないようですね。 気候や土質はどうしようも無いです。

もう本当に素晴らしいブログで発見して(?)よかったなぁと心から思います。
これからも静かにゆっくり読ませて頂きますね♪
そうなんです!
霧のまちさん、ありがとうございます。
そう、この気候、土質だけはどうにもなりません。
私もシソを植えてみましたが、
やっぱり違うのです。
香りもなく、パサパサで・・・・
誰にも食べられず、雑草化していました。

息子さんはフランスにお住まいなのですか。
歳を重ねるにつれて、
日本の味が懐かしく感じられます。
食文化は大切ですね。
 こちらのパン、決して飽きる事はないのですが、種類の少なさに自分でも作ります。何でも揃うのが良いとは思わないけど、ちょっと寂しいかも。
 こちらの料理にはやはりこちらのパンがあう様な気がします。が、我が家は日本人家族なのでどうしても日本のフワフワなパンも食べたくなりますけど。

 旦那さん曰くパンではないキフリ美味しそうですねー、ひいた芥子のみと砂糖を入れたもの、作ってみようかな~。上手く出来たらブログに載せますね。
キフリもどき???
 あまりに素朴で美味しそうだったので作ってみました。が、私が作ったのは…キフリもどきというにもなんだかほど遠い感じ。
 でもふんわりフワフワのパン生地で外はちょっとカリっとしていて芥子の実と砂糖(今回は上手くいくか判らなかったのでメレンゲを繋ぎにして)の味も美味しく、これはこれで美味しいパンになりました。
 ブログにアップする時こちらのサイトリンクにはらせて頂きます。
 さて私が作ったパン、なんと表現しようかしら???
越後屋さん、コメントありがとうございます!
うっかり見落としていました。
すごいですね、
たったこれだけの説明で作ってしまうなんて・・・
さすがはお料理のプロです。
何だか、メレンゲ入りのそちらのキフリの方が
美味しそう♪
ケシの実キフリでいいですよ。
人によって、入れる材料は違って当然ですから。
ブログ楽しみにしています。

外はカリカリ、中はふわっと・・・
こんなパンが恋しいですよね。
 今日は二次発酵なしで作りました!キフリに近づいたはず???
 とっても美味しいです。今回はサーラとカルバサ入りを作ったのですが優しいほの甘い生地の味と肉からの塩味がマッチしてこれは危険な食べ物です。
 前回のも今日の昼までに無くなったというのに。あしたはイーストを買ってこなければ。
 あと1回お菓子キフリが焼けるか微妙な分量です。