トランシルヴァニアへの扉 - Erdely kapuja-

古きよきヨーロッパの面影を残す、トランシルヴァニアへの扉をそっと開いてみませんか?

::自己紹介::

谷崎 聖子

Author:谷崎 聖子
1978年宮﨑生まれ。
大阪外大、ハンガリー語学科卒業。
ブダペスト大学で民俗学を専攻。
ルーマニア、トランシルヴァニア地方のフォークロアに惹かれて、セーケイ地方に移住、結婚。
三人の子育て中。

伝統手芸研究家。
トランシルヴァニアの文化、手しごとを広める活動をしています。主な著書「トランシルヴァニアの伝統刺繍 イーラーショシュ」、「カロタセグのきらめく伝統刺繍」。

東欧雑貨ICIRI PICIRIFOLK ART Transylvaniaのオーナー。

詳しくは、森の彼方-トランシルヴァニアへの扉をご覧ください。

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ジプシーの彼女

こんなに空気がなまあたたかく感じる晩は、
生まれてはじめて
湖のほとりに野宿した時のことを想い出す。

ハンガリーの留学時代、
急に思い立ってバラトン湖に出かけ、
うす暗い闇のなかで
出会った水面。
そこには、まだ生まれたての月が
光りかがやいていた。

家からもってきた毛布に
包まって、芝生に横たわる。
私を真ん中にして、
片側には、今のダンナ。
もう片側には、今は亡き彼女。

彼女は、
まるでインドの王女さまみたいだった。
黒く輝く瞳に、
甘くとけるような笑顔を浮かべていた。

ふと思いついて汽車にのって、野宿なんて
今やもうできない。
そして、いっしょに行こうと誘う彼女も
もういない。

生あたたかい風がほほをなぞって、
まぶたに黄色い光を感じ、
目覚めた朝。
そして、水の気配・・・。

目の前には、
終わりのない湖があった。



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Theme:ルーマニア
Genre:海外情報

comments(4)|trackback(0)|その他|2010-01-15_10:27|page top

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こんばんは!
このところ福岡は、かなりの寒さで震えています。
山間部はかなり積もったようです。

私の知り合いの方(若い女性)のお母様が、宮崎でパッチワークを習っているのですが、
もしかしたらtulipanさんのお母様に習っているのでは?と・・・
昨年頂いたDM~ハワイアンキルト展のでした。
名字がtulipanさんと同じでしたよ♪
Re: タイトルなし
magnoliaさん、こんばんは。(こちらは、まだ昼ですが)
日本全国寒かったようですね。
宮崎にも、うっすらと雪が積もったようです。

母は、谷崎えりこです。
宮崎、福岡、大阪で活動しています。
世の中せまいですね。

まだまだ冬は長引きそうですが、
どうぞお体をお大事になさってください。
 野宿!私は体験が無いですが。とても綺麗だったのでしょうね。
 小春日和の日が有ったり、そちらはやはり暖かいのですね…。こちらも暖かい日が続いたといっても氷点下10度代後半でした。それでもこちらに住んでいると確かに暖かでは有るのですけどね(苦笑)

追伸:ネットどうやらロシアの休日でとても回線がこんでいたのかなにか作業をしていたようです。連れ合いもロシアの旧正月あけまで会社のネットでyahooだけが調子悪かったそうですが、今は我が家もどちらも平気になりました。
 またびくびくせずゆっくりこちらにもお邪魔出来ます。
Re: タイトルなし
よかった・・
ネットの環境が元通りになったのですね。
こちらも、村では回線の状態があまり
よくないそうです。
久しぶりにブログを訪問させていただきました。

シベリアの小春日和は、
それでも氷点下ですか・・。
まだまだ春は遠いです。

バラトン湖というハンガリーで最大の湖のほとりに、
野宿したときのこと。
まだ22、23のときでした。
今は、とてもじゃないけどできませんね。
思いのほか、快適でした。

トランシルヴァニアの山間部の
山小屋で、毛布なしで寝たときは
凍えるかと思いました。