トランシルヴァニアへの扉 - Erdely kapuja-

古きよきヨーロッパの面影を残す、トランシルヴァニアへの扉をそっと開いてみませんか?

::自己紹介::

谷崎 聖子

Author:谷崎 聖子
1978年宮﨑生まれ。
大阪外大、ハンガリー語学科卒業。
ブダペスト大学で民俗学を専攻。
ルーマニア、トランシルヴァニア地方のフォークロアに惹かれて、セーケイ地方に移住、結婚。
三人の子育て中。

伝統手芸研究家。
トランシルヴァニアの文化、手しごとを広める活動をしています。主な著書「トランシルヴァニアの伝統刺繍 イーラーショシュ」、「カロタセグのきらめく伝統刺繍」。

東欧雑貨ICIRI PICIRIFOLK ART Transylvaniaのオーナー。

詳しくは、森の彼方-トランシルヴァニアへの扉をご覧ください。

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花薫る季節

「 5月の夜に町を歩くのが、
 どんなに素敵なことか知っている?」
友人が目を輝かせ、こう尋ねた。

「 暗闇の中で、
 町のどこそこに植えてあるライラックの花が
 強い薫りを運んでくるの。」

5月に花開くライラックは、
この季節を象徴する花として知られている。

29.04.2010 17-36-03

 ライラックの枝よ、
 アプリコットの花よ。
 新しい服に着替えなさい。
 母の日の明け方に、いい香りを漂わせて。

 森はざわざわと音をたて、
 風はそよそよとささやく。
 枝や緑が、こう伝えている。
 いつも幸せでありますように、お母さん。

この季節になると、どこからともなく
かすかに流れてくる子どもたちの歌声。
やさしいライラックのうす紫と、
甘い香りが母親を思い起こさせるのだろう。

29.04.2010 17-36-17

5月に入り、
緑が一面に町をおおうようになると、
ひときわ目を引くのが、西洋トチの木。

団扇のような大きな葉っぱが、
灰色の建物に、町の遊具の上に垂れ下がる。
真っ白な大きな花は、
天に向かって一直線にのびている。

08.05.2010 19-24-57

この小さな花たちをよく見てみると、
花の中心が、可愛いパステルカラーで
色づけされていることを、
子どもたちが教えてくれた。
レモン色、オレンジ色、ピンク・・・。

08.05.2010 19-25-07

子どもたちのために、
大人は時に背伸びをして、
時に飛び上がって枝を折り、
子どもたちの前にそっと差しだす。

08.05.2010 19-22-41

やがてこの木は、10月になると
たくさんの茶色い子どもたちを生みだす。
子どもたちは宝探しのように
夢中で、その大きなクリの実を
ポケットがパンパンになるまでしまいこむ。

花の薫る、
5月のトランシルヴァニアの風景。


トランシルヴァニアをこころに・・・。

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comments(2)|trackback(0)|自然、動物|2010-05-22_17:27|page top

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いい季節
美しい五月の風景が素敵ですね。
ライラックはこの色が一番きれいですね。
白や濃い紫もありますが。

ここ静岡県にもありますが、私の知るその花は毎年4月8日が満開記念日なんです。笑
知らないお宅ですが 一枝下さいとお願いして頂いたことも。
西洋栃の木はマロニエの事でしょうか?
ウズベクでも満開でしたよ~。
Re: いい季節
霧のまちさん、
そうです。西洋トチの木は
フランス語でマロニエって言うんですね。
ウズベクスタンのお写真拝見しました。
サマルカンド・・
旅心を刺激する素敵なところですね。
親日的な国だと聞いたことがあります。

私もライラックは、この色が一番好きです。

昔から、5月はピクニックに最適な季節と
言われているのに、先週は雨続きで
国内では洪水も懸念されているとか。

今朝、久しぶりに晴れました。