トランシルヴァニアへの扉 - Erdely kapuja-

古きよきヨーロッパの面影を残す、トランシルヴァニアへの扉をそっと開いてみませんか?

::自己紹介::

谷崎 聖子

Author:谷崎 聖子
1978年宮﨑生まれ。
大阪外大、ハンガリー語学科卒業。
ブダペスト大学で民俗学を専攻。
ルーマニア、トランシルヴァニア地方のフォークロアに惹かれて、セーケイ地方に移住、結婚。
三人の子育て中。

伝統手芸研究家。
トランシルヴァニアの文化、手しごとを広める活動をしています。主な著書「トランシルヴァニアの伝統刺繍 イーラーショシュ」、「カロタセグのきらめく伝統刺繍」。

東欧雑貨ICIRI PICIRIFOLK ART Transylvaniaのオーナー。

詳しくは、森の彼方-トランシルヴァニアへの扉をご覧ください。

カテゴリー

FC2カウンター

カレンダー(月別)

09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

これまで書いた記事は・・・

全タイトルを表示

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Feed Me!

トランシルヴァニアへの扉  - Erdely kapuja-のRSSフィード

ブログ翻訳

白雪姫幼稚園の母の日

ここ一週間ほどつづく
曇り空のなか、
白雪姫幼稚園のミツバチ組では、
母の日を祝う催しが行われた。

中世から近世にかけて
特権階級の兵士であったセーケイの衣装は、
この地域の人々の誇りでもある。

赤と黒のしま模様のスカートは、
昔は村によって違う色や模様を持っていたといわれる。
それぞれの家庭で織られたものだった。

白いフェルトのスリムパンツは、
紐模様でコーチング・ステッチされてある。
19世紀の貴族文化の影響がうかがわれる。

シャツやブラウスは、
ひじのところがふんわりと広がる
シルエットが美しい。

子供たちは時にはにかみながら、
列を組んで行進していた。

arapatakihimzes 241

こうして、13人もの子供たちがそろう。
担任のユーリア先生は、
おおらかで時に熱心に子どもたちとかかわってきた。

arapatakihimzes 259

一人ずつ、母の日の詩を暗誦する。
母国語のリズムを体で感じるために、
詩の教育は欠かせない。

arapatakihimzes 329

リゴーと陽気なツィメゲを
呼び起こそう。
それぞれが、一番素敵な歌を歌うように。

僕のこころも呼び起こそう。
熱く脈打つように。
僕のお母さんが、いつも笑顔でいるように。

arapatakihimzes 343

週に一度、民俗舞踊の時間がある。
子供たちは、土地に根ざした音楽の調べに
あわせてリズムをとる。

anyaknapja2.jpg

今回の主役は、
この年長さんたち。
やがて9月からは小学校へあがるから、
もうすぐ幼稚園ともお別れ。

anyaknapja4.jpg

実はここ数ヶ月、
私は子供たちに英語を教えている。
Where is thambkin?(親指さんはどこ?)
という指遊びを披露。

それから、日本の遊戯。
ひらいた、ひらいた。
この歌はもう一年ほど教えているので、
子供たちも驚くほど
発音が上手になった。

すごいのは、すべて耳から覚えるということ。
私たち大人や大きい学生たちは
文字から入るから、
長い外国語には拒絶反応を示してしまう。
どんな言葉でも、先入観なしに
吸収してしまう素晴らしい脳の順応力。

母国語のハンガリー語に加え、
国の言葉のルーマニア語。
英語に日本語・・・。
生まれながらにして、
不利でもあり有利でもある環境を生かして、
がんばってほしいと祈るばかり。

arapatakihimzes 297

ハンガリー舞踊は、
ほとんどが男女対で踊るカップルダンス。

arapatakihimzes 403

パリおじさんのヴァイオリンの調べに、
仕掛け人形のようにくるくると回る子供たち。

arapatakihimzes 408

発表会が幕を閉じると、
民俗舞踊の指導をしてきた先生たちに
手作りのプレゼントを渡す。

anyaknapja.jpg

それから、お母さんたちの元へ。
子供たちにプレゼントを受け取ると、
親はやさしくキスをして、
ぎゅっと抱きしめる。

anyaknapja1.jpg

手作りの箱のなかには、
ペイントされた小石とビーズの腕輪、小さなチョコレート。
そして、一枚の紙。

息子からの言葉はこうあった。
「 だからママが好き。
  一番いい日本のアニメを見せてくれるから。」
これには、思わず苦笑してしまった。

保護者の差し入れの、
トランシルヴァニア名物
ホームメイド・チョコレートを食べながら。

arapatakihimzes 452

仲良しのお友達とももうすぐお別れ。
早いものであと一年で、小学生になる。

居心地のよいクラスに
恵まれたことに心から感謝して・・・。

arapatakihimzes 467




トランシルヴァニアをこころに・・・。

にほんブログ村 海外生活ブログ 東欧・中欧情報へ



スポンサーサイト

Theme:海外の子育て
Genre:海外情報

comments(2)|trackback(0)|ルーマニアの育児|2010-05-23_10:03|page top

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメントの投稿

非公開コメント

まるで童話の中をのぞき込んだみたいな
可愛い子供たち!
洋服ももちろん、可愛いのですが
みんなの表情が素敵!

息子さんから
ステキなメッセージをもらったのですね!!!!
『ミナミのおばさんも面白い日本のアニメを
送るから待っていてね!』
子供って、やっぱり、
素敵!

本当にこころの中が
陽だまりの中にいるような
気分になりました。
どうもありがとう。。

Re: タイトルなし
どうもありがとうございます!
ここ二年ほどいっしょにいたので、
私も自分の子どもたちのように可愛いです。

保護者たちに見守られているからでしょうか、
生き生きとしたいい表情をするんですよね。

日本のアニメ、嬉しいです!
どの日本のアニメのことなのか聞いてみたら、
サザエさんの「十五夜お月さん」のことのよう。
去年の10月に何気なくYOUTUBEで探してみたら、
とても気に入ったみたいです。

トランシルヴァニアでサザエさんを見る、
なんだか不思議でたまらない気持ちでした。