トランシルヴァニアへの扉 - Erdely kapuja-

古きよきヨーロッパの面影を残す、トランシルヴァニアへの扉をそっと開いてみませんか?

::自己紹介::

谷崎 聖子

Author:谷崎 聖子
1978年宮﨑生まれ。
大阪外大、ハンガリー語学科卒業。
ブダペスト大学で民俗学を専攻。
ルーマニア、トランシルヴァニア地方のフォークロアに惹かれて、セーケイ地方に移住、結婚。
三人の子育て中。

伝統手芸研究家。
トランシルヴァニアの文化、手しごとを広める活動をしています。主な著書「トランシルヴァニアの伝統刺繍 イーラーショシュ」、「カロタセグのきらめく伝統刺繍」。

東欧雑貨ICIRI PICIRIFOLK ART Transylvaniaのオーナー。

詳しくは、森の彼方-トランシルヴァニアへの扉をご覧ください。

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8月のブルーベリー売り

トランシルヴァニアの8月。
巨大な入道雲と青空と、
焼け付くような太陽。
そして、不意にやってきては
去ってゆく灰色の雲と雨粒。

IMG_7486.jpg

灰色の建物のすきまから
「 ラズベリー。
 ラズベリーは、いかがですか。」
と大きな声が響いてくる。

森の恵みの豊かな地方では、
野生のラズベリーやブルーベリーなど
赤や黒に輝く小さな果実の粒がもたらされる。
そうした自然の実りに、
いち早く敏感なのはジプシーの人々。

カゴやバケツ一杯に詰まれた、
その夏の味覚を売り歩く風景は、
この時期の風物詩でもある。

ブラショフの町をゆく、
トローリーバスのなかで出会った風景。

不意に、輝くような色彩が
目の端に飛び込んできた。
黄緑と紫の花柄のスカーフが、
しっかりとバケツの口を覆っている。

視線を感じると、
女性はすぐにその布をひるがえした。
バケツ一杯のブルーベリー。

Sutohaz 039

刺激的な色彩と甘酸っぱい果実の香りが、
乾いたバスの車内を
夏色に染めた一瞬だった。




トランシルヴァニアをこころに。

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comments(4)|trackback(0)|文化、習慣|2010-08-06_17:46|page top

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No title
村も正にいまブルーベリーの季節です。
でも気温は明け方3度を記録する程下がっていて日中も15度にいけばいいほう。もうすっかり秋です。
でも例年なら中旬ぐらいまでは夏なので野菜はまだ夏の物が穫れていたりでなんだかいつもと違って変な感じです。
ブルーベリー、先日私も買い求めました。グーズベリーやラズベリーも今が旬です。
Re: No title
越後屋さん、お久しぶりです。

こちらはブルーベリーは
なかなか高価なので、
まだ今年は食べていません。
山の高いところしかできないそうで、
すべて野生のものみたいです。

例年よりも秋が早いのですね。
こちらは朝晩は大分涼しくなりましたが、
日中は物凄い暑さです。

一度秋がきても
インディアン・サマーがきますよね。
今年は9月、どんな気温になるのでしょう。
No title
日本でもこの頃 ブルーベリーを作る方が
増えているような気がします。
でも 売り場に並ぶのは 外国産が多いようです。
1パック 数百円~千円くらいしますね~。
人件費が高く、摘み取る作業がなかなか
手間取るんですよね。

しかし、バケツに一杯! 凄い量ですね。
花柄スカーフの鮮やかなこと。
Re: No title
霧のまちさん、
ブルーベリーは日本に比べたら安いでしょうが、
こちらでも高級品です。
ジャムやリキュールなどに使うそうです。

採集を仕事とするジプシーの人たちは、
キノコや薬草、ベリー系など・・
こんな風に売り歩く姿が印象的です。
バスに乗り込んだ瞬間、
その鮮やかな色が飛び込んできて、
心をとらえました。

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