トランシルヴァニアへの扉 - Erdely kapuja-

古きよきヨーロッパの面影を残す、トランシルヴァニアへの扉をそっと開いてみませんか?

::自己紹介::

谷崎 聖子

Author:谷崎 聖子
1978年宮﨑生まれ。
大阪外大、ハンガリー語学科卒業。
ブダペスト大学で民俗学を専攻。
ルーマニア、トランシルヴァニア地方のフォークロアに惹かれて、セーケイ地方に移住、結婚。
三人の子育て中。

伝統手芸研究家。
トランシルヴァニアの文化、手しごとを広める活動をしています。主な著書「トランシルヴァニアの伝統刺繍 イーラーショシュ」、「カロタセグのきらめく伝統刺繍」。

東欧雑貨ICIRI PICIRIFOLK ART Transylvaniaのオーナー。

詳しくは、森の彼方-トランシルヴァニアへの扉をご覧ください。

カテゴリー

FC2カウンター

カレンダー(月別)

09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

これまで書いた記事は・・・

全タイトルを表示

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Feed Me!

トランシルヴァニアへの扉  - Erdely kapuja-のRSSフィード

ブログ翻訳

聖アンナ湖での夏休み


平日のとある日、
友人夫妻のところへ出かけると、
「 今から、聖アンナ湖へいかない?」と
お誘いがかかった。

朝晩は涼しいものの、
日中は40度近くまで気温が上がる。
トランシルヴァニア地方に暮らしはじめて3年目だが、
どこか恋しくなるものは水だと気がついた。

町のはずれを流れるオルト川は、
むしろ小川のようで、
このコーヒー色した小さな流れが
あのドナウ川に流れつくとは、
どうも想像がしがたい。

革職人のブラーガ夫妻は、
ルーマニア国内ばかりでなく、
はるかドイツの手作り市まで出かけて、
ちょうど帰宅したところだった。
「 聖アンナ湖にいると、心から休めるんだよ。」とボティ。

いつものキャンピングカーに
大人6人、子供4人が乗り込み、
北へと向かった。

保養地として知られるトゥシュナードから山道に入り、
山を登りきったところにある。
森の深いこの辺りは、クマが出るそうだ。

到着すると、すぐにピクニック。

st.Anna to 050

針葉樹林に抱かれたその湖は、
ヨーロッパでも数少ない、
水の透明度の高いことで有名だそうだ。
ほとんど生物も生息していないという。

その日は、前日の大雨のせいか、
水は茶色くにごっているようだった。

st.Anna to 053

水が冷たいことも恐れず、
子供たちは勇敢に水に飛び込む。

キャンピングカーでドライブ、ピクニックに、
湖で水浴びして、スイカを食べる・・・。
あらゆる夏休みの楽しみを、
ギュッと一日に凝縮したような時間。

時間を惜しむかのように、
いつまでも水から上がろうとしない子供たち。

st.Anna to 133

聖アンナ湖の自然に
やや違和感のある、日本からの浮き輪。

st.Anna to 069

山の上では日が沈むのが早い。
子供たちの楽しみも、すぐに終わりが来てしまう。
深い緑の木々は、
足元に忍びくる夜の気配を、
感じとっているようだ。

穏やかな水面に、
そっと切れ目をいれるようにして
ボートがゆく。

st.Anna to 163

水玉もようが、ゆらぐ。
いつまでも終わらない、
夏を夢みるかのように。

st.Anna to 161



トランシルヴァニアをこころに。

にほんブログ村 海外生活ブログ 東欧・中欧情報へ


にほんブログ村
スポンサーサイト

Theme:ルーマニア
Genre:海外情報

comments(2)|trackback(0)|自然、動物|2010-08-27_06:25|page top

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメントの投稿

非公開コメント

No title
水はやはり 一番に癒されるそうですよ。

前に中国の鉄道を何万キロも乗って疲れが溜まっていた
関口さんが ある川でそう言っていました。
今までの疲れがリセット出来るって。

それにしても、その浮き輪 面白い~!
キンチョーのCMになりますね。笑
日本語の字、そちらの方々には珍しがられるのでは?
Re: No title
そうですよね、泳がなくても
水を見ているだけで心が落ち着きます。

人は昔から川のほとりに町を作り、
生活してきたからでしょうか。
精神的にも大きく影響しますね。

これ、浮き輪というよりも、
薬局などで置かれていた宣伝のもののようです。
旦那が日本でどこからか見つけてきました。
とても目立ちましたよ。